植物と友達になろう! VOL.07 「シナノキンバイ・ミヤマキンポウゲ・ミヤマキンバイ・ミヤマダイコンソウ」
各地で花が咲き出してきました。里山から高山までキンポウゲ科の植物はとても多く、白や黄色の花が目立つので、皆さんも目にしていることが多いはずです。
下の写真は「朝日岳から見る剣岳と北方稜線の山々」
夏のアルプスに競うように咲く高山植物の中で黄色い花を咲かせる「シナノキンバイ」は大きく見栄えがするので知っている方も多いかと思います。
下の写真はシナノキンバイ
シナノキンバイの花は大振りで見栄え抜群です。ミヤマキンポウゲは小ぶりの花でひょろっと背が高いです。どちらもキンポウゲ科で、葉は掌状で深く切れ込んでいます。トリカブトやニリンソウもキンポウゲ科の植物で、葉っぱは似た形状ですね。
下の写真はミヤマキンポウゲ
さて、紛らわしいのがミヤマキンバイですね。名に「キンバイ」と名付くのシナノキンバイがキンポウゲ科ですが、ミヤマキンバイはバラ科で葉はイチゴのように三つに分かれています。
下の写真はミヤマキンバイ
もう一つ黄色い花の代表格はミヤマダイコンソウでしょうか。こちらは葉の形状が丸実を帯びたギザギザのフキの葉のようです。こちらもバラ科となります。
下の写真はミヤマダイコンソウ
夏山登山中、似たようなロケーションで出会うこの四種類をズバッと言えれば、山歩きが楽しくなること間違いなしです。
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